ピアノの先生をしている多くの人が1度は悩む「お金」のこと。
ピアノの先生はレッスンできる時間が限られています。
そして、子どもがいる先生は、子どもが園や学校から帰ってきた時間に、レッスン。
家族の時間を大切にしたら、レッスン時間がもっと限られます。
そして、それに比例して収入は減っていきます。
1人でされている先生は、たいてい雑務が多く、1日で「働いている時間」はそれなりの時間ですよね。
私も、子どもが生まれてから、悩む毎日でした。
「もうこれ以上働けない。」
「でも収入は今くらいは必要」
この矛盾をどうにか突破できないか、とずっと考えていました。
「ピアノの先生で稼ごうとしない」そう決めたら楽になった
私にとって、ピアノの先生は天職だと思っています。
私の体が元気なうちは、生涯続けていきたいお仕事です。
天職に出会えるということは、とても幸せなことですよね。
ピアノの先生、といっても、経営側に回るのではなく、私はずっと「ピアノの先生というプレイヤー」でいたいと思ったんです。
必ずしも、やりたいことと稼ぐことはイコールにならない
以前から感じていた、街のピアノの先生として稼ぐには難しいということ。
労働集約型であるから、結局はピアノの先生も時間給で働いているようなものです。
なので必ず、アッパーが見えます。
「ピアノの先生で稼ごうとするのはやめよう。」
そう思ってからは気持ち的に楽になりました。
ピアノの先生で稼ごうとするから…
ピアノの先生という枠組みの中で稼ごうとすると、いろんな問題が発生してしまします。
SNSを見ていても、
- 集客専門家
- SNS専門家
- 満席の教室になるには…
- 多くの生徒に愛される…
そんなフレーズを最近本当に目にすることが増えました。
「ピアノの先生」という枠のなかで、稼ごうとすることに、とても疑問が残ります。
私はピアノの先生でしかないのだけど、ピアノの先生でしかないのか?
という訳の分からない自問自答を繰り返しています。
個人で発信するととても気持ちが楽になる
最近このサイトを立ち上げ、個人での活動を増やしていきました。
「Sakiピアノ教室の飯沢紗希」
ではなく、
「飯沢紗希」
としての活動です。
個人名での活動は演奏活動をしていた時以来。
演奏活動ですら、結婚後も旧姓でずっとやっていましたので、結婚後の名字を使っての活動は初めてです。
個人名での活動は私の中で、一つ殻を破ったような感覚でした。
ずっと、ズレを感じていたことが解決。
私個人の中に、Sakiピアノ教室という1プロダクトが存在している。
そう思うことで、気持ちがとても楽になったんですよね。
そして、そう思うことで、「ほかの先生をお迎えしてみよう」という考えにもなりました。
お教室は想いの強い大切なプロダクトの1つ
お教室、私がピアノの先生でいることは私の中でとても大切です。
お教室は絶対に守っていくべき大切なものです。
そして、自動化はできませんし、したくありません。
だからこそ、飯沢紗希個人のプロダクトを増やしていき、そちらで、自動化、安定的に収益を得られるようになれば、ピアノ教室は存続できると思っています。
今、私がいろんなことに手を広げているのはこのためです。
どこが安定していくのか、わからないので、できること、求められることはやっていく所存です。
街のちっぽけなピアノ教室の先生が、個人で挑戦していきます。