八王子市Sakiピアノ教室、飯沢です。
「うちの子、最近すぐ泣いたり、怒ったりして大変で…」
「言葉では伝えきれない気持ちがあるみたいだけど、どうしたらいいんだろう？」
お子さまについて、そんな風に感じたこと、ありませんか？
私も2児の母。
子育ての悩みは日々尽きません。
子どもたちは、まだ「言葉」よりも「感じる力」で世界を受け止めています。
感情の波が大きくて戸惑うのは、実はとても自然なこと。
だけど、そんな小さな心にそっと寄り添い、やさしく包み込む方法があるとしたら…
それが、音楽です。
音楽は、目に見えない「心」を育てる力を持っています。
今回は、心の土台を育てる音楽の力と、その第一歩についてお話しします。
音楽で心が育つ理由と、最初の一歩の踏み出し方
音は言葉より先に届く
赤ちゃんの頃、ママの声に安心して泣き止んだ経験はありませんか？
実はこれ、科学的にも証明されている現象です。
お腹の中にいる時から、赤ちゃんは「音」を感じ取っています。
特にママの声や心音は、最初に出会う“音楽”とも言えます。
音は、言葉よりも先に心に届きます。
まだ語彙の少ない子どもたちにとって、音楽は心と言葉をつなぐ架け橋のような存在。
悲しいとき、楽しいとき、うまく言葉にできなくても、音やリズムが子どもの気持ちを代わりに伝えてくれることがあります。
たとえば、落ち着きがない子が、一定のテンポの音楽を聴いているうちに気持ちが落ち着くことがあります。
これは、音楽が自律神経に働きかけ、心の状態を安定させてくれるからです。
また、明るいリズムの音楽で自然に笑顔がこぼれるのも、音楽が感情のスイッチをやさしく押してくれる証拠。
だからこそ、子どもたちにとって「音を浴びる時間」は、心のバランスを整える大切な習慣になります。
音楽体験は、心の「引き出し」を増やす
音楽に触れることは、子どもの「感情表現」を豊かにする最高の方法のひとつです。
当教室のプレピアノレッスンを受講いただいた生徒さんには、日常で悲しそうなメロディーを聴いた時に「この音、えんえん泣いてるみたい」と伝えたそうです。
これは、言葉では言い表せない感情を、音楽を通して感じ取った証。
こうした体験を積み重ねることで、子どもの心には多彩な「感情の引き出し」が増えていくのです。
さらに、ピアノや歌で自分の気持ちを表現する体験は、自信や自己肯定感にもつながります。
「うまく弾けた！」
「先生が褒めてくれた！」
そんな小さな成功体験が、心のなかの“私は大丈夫”という感覚を育ててくれます。
音楽を通じて育まれるのは、単なる技術だけではなく、心のつながりなんです。
心を育てるには、安心できる「環境」が必要
どんなに良い教材やカリキュラムがあっても、子どもが安心できる「環境」がなければ、心は開けません。
音楽を通じて心を育てるには、まず「自由」と「安心感」が必要です。
大人にとっては当たり前のことでも、子どもにとって「失敗」は怖いもの。
たとえば音を少し間違えたり、リズムを少し間違えただけで「もうやらない！」となる子もいます。
だからこそ、失敗しても「いい音で弾けたね！」「チャレンジできたね！」と笑顔で言ってくれる先生や、見守ってくれるご両親の存在はとても大きいです。
また、当教室で未就学児対象に開講している
では、「音を正しく出すこと」よりも、「感じること」や「楽しむこと」が優先してレッスンを行っていきます。
これは、子どもたちにとってとても自然な学びのスタイルなんです。
たとえば、うまくできたかどうかよりも「今日は楽しかったね」と共有する。
そんなやりとりが積み重なって、子どもの中に「音楽って好き！」という感情が育っていきます。
心を育てる音楽環境とは、“上手さ”より“気持ち”を大切にする空間なんです。
じゃあ、今の年齢でできる「最初の一歩」って？
音楽で心を育てるには、なにか特別なことを始める必要はありません。
むしろ、「生活の中で感じる音」を意識することからスタートできます。
- ママと一緒に歌う時間をつくる
- 生活の中にリズムを取り入れる（歯みがきの歌、片付けのリズム）
音楽を「日常の中にあるあたたかい存在」として捉えることで、子どもは自然と音に心を開くようになります。
さらに、興味が出てきたら当教室で展開しているプレピアノやリトミックなどのレッスンもおすすめ。
そこでは、「音を感じて楽しむ」ことが重視されます。
たとえば、
強く叩いたらどんな音？
静かに触ったら？
そんな体験を通じて、音の世界にワクワクが生まれます。
そして、何より大切なのはご両親が楽しんでいること。
ご両親が笑顔で歌ったり、リズムにのっていると、子どもはそれを見て「音楽って楽しいものなんだ！」と感じます。
小さな手で鍵盤を触ったり、鈴を鳴らしてニコッと笑うその瞬間が、心を育てる“最初の一歩”なんです。
今日から使える音楽の魔法
音楽は、心の成長をサポートする最強の味方。
特別な才能がなくても大丈夫！
リズムに乗ったり、メロディーを口ずさんだり…
そんな小さなことから「心を育てる時間」は始まります。
特に2〜4歳は、感情の器が大きく広がる大切な時期。
だからこそ、感じて、受けとめて、表現するというサイクルが自然と育まれる音楽体験は、この時期にぴったりです。
「音楽で心を育てる」って、実はとても身近なこと。
おうちでできることもたくさんありますし、安心して楽しめる教室選びも大切なポイント。
もしも「うちの子に合うかな？」と迷ったら、ぜひ一度、体験レッスンをのぞいてみてくださいね♪
音楽の力で、親子の心がつながる時間を、ぜひ感じてください。
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八王子市Sakiピアノ教室では生後6カ月のベビー期より音感リトミックのレッスンを行っています。
- みつい台教室
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こちらのページより、レッスン詳細をご確認ください。
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