SNSなどでよく見かけるスクイーズ玩具、プッシュポップ。
このようなおもちゃになります。
ピアノ教室のSNSでもよく見かけるため、1度試しに使ってみました。
おそらくこのおもちゃをレッスンで導入する理由は
- カラフルなため子供ウケが良い
- 指先で押していく感覚づかみ
- タッチの確認
ここらへんかと思いますので、それをレビューしてみようと思います。
スクイーズ玩具の「スクイーズとは?」
まず、このおもちゃが「スクイーズ玩具」という種類のものになります。
スクイーズとは?
握る、絞るという意味を持ちます。
スクイーズ玩具とは?
スクイーズしたときの感触、形などを楽しむおもちゃです。
このおもちゃの場合、丸いぽつぽつを押す感触を楽しむおもちゃになります。
スクイーズの動作と、ピアノを弾く動きが似ていることもあり、低反発のおもちゃが多く、スクイーズ玩具はレッスンでもよく使われています。
このような見た目もかわいいものがたくさんあり、レッスンで使っている先生が多い印象です。
プッシュポップはピアノレッスン、練習で使える?
今回はプッシュポップのご紹介です。
まずレッスンで使えるかどうか…
子供受けは良さそうだけど…
用途を間違えちゃうと微妙かも?
というのが私の結論です。
プッシュポップはカラフルで子供ウケは良さそう
このようにカラフルなものは子供たちは大好物ですよね。
そして「遊んでいる感覚」で動作が身につくなら先生としても願ったりかなったり。
集中力が長くつづかない小さな子供にとって、レッスンのアクセントになりレッスン道具としてはよいと思います。
タッチの確認としては正直微妙?
タッチの確認をするには正直微妙かな?と思います。
丸いポツポツか小さく、ある程度の深さがあるため、どうしても指の角度が急になってしまいます。
ポツポツ上下の仕切りが邪魔しているのかも…
と向きを90度変えてみました。
結果は一緒でした。
結局はピンポイントを押す必要があるため、指の角度は鋭利になります。
動画はこちらになります。
指の角度が鋭利になるのはダメなの?
指の角度が鋭利になるのが100%ダメというわけではありません。
「こういうタッチも必要な場所はあるけど常用できるタッチではない」
というのが私の意見です。
これは先生の考え方や、タッチの好みによるかもしれません。
- 1つずつの音の粒を魅せるタッチ
- 乾いた音を出すタッチ
- 波をつけずストレートに下に落とすタッチ
こんなタッチの印象を受けました。
(どちらかというと、バロック時代を弾く時のタッチ…でしょうか。少し違うかな。)
実際にこのタッチを取り入れたいときには役立つと思います。
「押す感覚」は身につくかも
例えば
「鍵盤をもっとピンポイントでとらえてほしいな…」というときありませんか?
音がぼやけていて、輪郭のはっきりしない、音の芯をとらえていないとき…
そんな時は鍵盤ではなく、ハンマーと弦側を意識させると直る場合が多いのですが、アクションとして「ピンポイントで鍵盤をとらえる」という感覚をつかむには良い道具かと思います。
このおもちゃも、ピンポイントで芯をとらえないとへこみません。
「こういう風に適当に音を出すんではなくて意識して音を出すんだよ~!」という意識確認にはかなり使えると思います。
レッスン道具として1つ持っていてもいいかも!
レッスン道具として、1つ持っていても良いかもしれませんね。
レッスンの引き出しは多いほうが良いです。
2つあるとレッスン中に先生とどっちが早くすべてのポツポツをへこませられるか?
ゲームもでき、きっと盛り上がると思います。
そしてとても安い(笑)
今後レッスンで使ってみて、よい使い方を思いついたら追記していきますね。
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