Sakiピアノ教室、飯沢です。
今月末にせまったピアノ発表会。
毎年、発表会前になると、子どもたちよりも焦っている人が…
そう、お母さま方。
「うちの子発表会でられますか?」
そんな不安をご相談いただくこともあります。
私はどんな状態であっても
「大丈夫です、出られますよ!🤗」
とお答えしています。
目次
発表会は経験の場であること
不安に思うのはごくごく当たり前のことです。
「失敗しないだろうか」
「恥かかないだろうか」
「ちゃんと弾けるのだろうか」
大人は子どもを想うからこそ、いろんな考えを巡らせていきます。
そして、必要以上に焦って、それが子供にも悪影響を及ぼす場合が。
発表会は経験の場。
決して「上手に弾いて、いい恰好する場所」ではないんですよね。
いつも生徒にも保護者の方にも伝えていることが「失敗したって良い」ということです。
上手に弾こうとか、カッコよく弾こうとか、そうではない。
むずかしい言葉でまとめると、与えられた時間、空間を聴いている人にどのように提供していくか。
それを経験する場所だと思っています。
子どもたちには「聴いている人にどんな気持ちで聴いてほしい?」と考えてもらいます。
「楽しく聴いてほしい」
「うきうきして聴いてほしい」
「じゃあ、そういう空間が作れるようにしないとね!」
とお話しします😌
そこには決して「上手に」「失敗しないように」ということは必要ないですよね。
毎年、私がこんなスタンスでいるからか、発表会ベテランのお母さま方は、もう心臓に毛が生えているように思います(笑)
「やるのも、弾くのも、本人だから」
少し、冷たく聞こえるかもしれませんが、結局周りがいくら働きかけても行動するのは本人です。
なので失敗も大切な経験。
さて、発表会まであと数日、子どもたちを信じて、見守っていきましょう🎵
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