ピアノの習い事は失敗の連続。失敗しても前に進める心を育てるには。

八王子市Sakiピアノ教室、飯沢です。

ピアノの習い事は、実は失敗の連続です。

「成功体験を」と思ってピアノの習い事を選ぶと、こんな世界だったのかとびっくりするかもしれません。

100回、1000回、10000回の失敗の後に待ち望んだ成功が待っています。

レベルが上がるにつれ、失敗の回数が増えていきます。

そこで心が折れないで、前に進めるようにするにはどんなことが必要なのでしょうか?

目次

輝かしい世界かと思ったら

ピアノの習い事って、キラキラしたドレスを着て、ステージで上手に演奏して…そんなイメージばかり持っていませんか?

実はそのステージを踏むまでには地味で地道な努力が隠されています。

毎日練習し「できない」にぶつかる。

レッスンでさらに次の課題にぶつかる。

そしてまた練習で「できない」にぶつかる。

目の前に壁が現れては乗り越え、また次の壁が現れます。

この繰り返しを短いスパンで行っていきます。

その壁も様々あって、子どもによって得意不得意があります。

不得意な壁が目の前に合ったら、逃げ出して別の道を探したくなりますが、いずれまた同じ壁が現れます。

あんなキラキラしたステージでの彼女、彼らは、たくさんの壁を乗り越えた先の姿です。

失敗を失敗と思わないために

失敗にいちいちへこまないで進められたら楽だと思いませんか?

ピアノがめきめきと上達する子は、失敗は必要なものと考え、気にも留めずに「できる」を信じて練習することができます。

実は、たくさんの失敗は、いつかの成功につながる場合が多々あるんです。

例えば、音楽の作り方や、体の使い方。

この場所では違う(失敗)けれど、他の曲、場面では正解なことは多々あります。

失敗は成功のもと。

この言葉があるように、たくさんの失敗の経験がいつかの成功体験につながっていきます。

失敗に強い人間は何をやっても強い

失敗に強い人間は、何をやっても強いです。

ピアノが上手な子は、なぜか、お勉強が出来たり、水泳やその他スポーツが出来たり、ピアノ以外の分野においても得意なものを持っている子が多くいます。

それはピアノに限らずほかの習い事でもあることだと思います。

なぜその子たちはいろんなことが得意なのでしょうか?

それはおそらく、いつも挑戦を続けているからだと思います。

努力の仕方を知っているからだと思います。

失敗を恐れず、失敗を糧に常に挑戦し続けられるから、いろんなもので結果を出すことができます。

これは大人になっても強いことです。

大人になったら変なプライドが邪魔することもありますが、挑戦し続けられる人は強いなと思います。

子どもが失敗しても前に進める心を育てるには。

子どもが常に挑戦を続けられるようになればいいな、と思う方はたくさんいらっしゃると思います。

では、子どもが失敗しても前に進める心を育てるにはどうしたらよいのでしょうか?

(もちろん、生まれ持った性格はあると思いますが、今回はそこを言及せずに進めます。)

子どもは周りの大人をよく見て育ちます。

多少失敗しても「大丈夫!」「次どうしたらうまくいくかな?」など、ポジティブな言葉をかけられていますか?

「またミスしてる!」「ミスしないで!」「さっきやったじゃん!」などネガティブな言葉をかけていませんか?

子どもは失敗することがダメなことだと思うと、失敗する可能性があることを拒否するようになっていきます。

失敗しても大丈夫。

挑戦したことが素晴らしいということを、気づかせてあげる必要があると思います。

そして、次への課題を考えていくクセをつけていきます。

私も、子どもが2人いますが、意識はしているものの、忙しない日々の中に、いろんなことが起こると、失敗を注意してしまうことが多々あります。

頭で分かっていても、行動に移すのは難しいです。

日常では難しくても、習い事の場面や勉強の場面などでは必ず意識していきたい心得です。

親も挑戦しているところを見せられていますか?

「努力しなさい」
「挑戦しなさい」

口では言うけれど、挑戦している姿を見せられていますか?

会社やお仕事の場面での挑戦はたくさんしているはずです。

でも、

「今お仕事でこんなことしてて、今頑張ってるよ」

なんてことはあまりお子さんに話す機会はないと思います。

「今日こんな失敗しちゃってさ」と笑い話のように話すことも少ないと思います。

子どもは大人が小さいときに失敗を重ねたから、今できている、なんて過程は知りません。

それゆえ、失敗するのが恥ずかしいこと、いきなり成功できるものだと勘違いしてしまいます。

子どもの一番身近に親が挑戦している姿、努力している姿をぜひ見せてあげてほしいなと思います。

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