子どもの理解が深まるレッスンとは?― 「A=B、B=C、だからA=C」で進める幼児レッスンのすすめ ―

八王子市Sakiピアノ教室、飯沢です。

「なんで分からないんだろう…」
「さっきはできたのに、どうして?」
幼児のレッスンでは、そんな場面に出くわすことがあります。

でも、それは子どもが“できない”のではなく、まだ結びついていないだけかもしれません。

今回は、当教室で大切にしている「A=C、B=C、だからA=B」のような、論理ではなく“感覚のつながり”から理解を深めていく指導法についてご紹介します。

例として、子どもにとって、新しいものA(音の名前)、新しいものB(鍵盤や音符)を繋げる方法をご紹介していきます。

目次

A=C:まずは楽しく体験するところから始まる

「これは○○だよ」と教えるのではなく、まずは“見て・触って・聞いて・動いて”といった五感を使って、「感じる」ことから始めます。

たとえば、

  • 赤を見ながら「ド」
  • 赤のおはじきを置いて「ド」
  • 赤いピンチではさめて「ド」

こういった体験を繰り返すうちに、
ド=赤(A=C)という感覚的な結びつきが自然と生まれてきます。

大切なのは、無理に「覚えさせない」こと。

子ども自身が「なんだか同じだ」「これって…」と気づいていけるように仕掛けをちりばめています。

B=C:似た体験を別の場面でも重ねていく

次のステップでは、先ほどの「C(色)」を使って、今度は別のBにリンクさせていきます。

例えば「赤い色=ド」を一致させるのと同時に「この鍵盤=赤」も認識させる。

そして、それを何度も繰り返し、身についてきたら「この音符=赤」も認識させる。

この段階では、子どもたちは
「色から音」「色と音から鍵盤」「色と音と鍵盤から音符」など、複数のつながりを体験し始めます。

重要なのは、Cを軸にした複数のBとの接点を持たせること。

これがあることで、単発の記憶が“網の目”のようにつながり始めます。

A=B:つながったとき、子どもは“理解”する

ここまでくると、最初に体験したAと、Bが「つながった!」という瞬間が訪れます。

「ド=赤」「この鍵盤=赤」「この音符=赤」→「これ全部、あの赤いドの音だ!」

このとき、子どもは論理的に説明できなくても、“自分でつながった”という成功体験を味わいます。

こうして、

  • バラバラだった知識がつながる
  • 自信を持って行動できる
  • 次の学びに前向きになれる

という好循環が生まれます。

この「A=B」までの道のりが、幼児期における深い理解と定着につながるのです。

幼児レッスンは、「分かる」ではなく「つながる」こと

大人にとっては簡単に見える内容でも、幼児にとっては「結びつく」までに時間が必要です。

だからこそ、「教え込む」のではなく、「つながる」ように設計されたレッスンが大切です。

当教室では、子どもの“気づく力”を信じ、それを引き出すカリキュラムと自作の教具を用意しています。

  • 「なんとなく似てる」から「きっとそうだ!」へ
  • 「やってみたい」から「できた!」へ

そんな成長を見守りながら、一歩ずつ音楽の土台を築いていきます。

体験レッスンで「つながる」レッスンを体感しませんか?

当教室では、2歳から参加できるプレピアノレッスンや、個々のペースに合わせたピアノレッスンをご用意しています。

お子さんの「なんとなく分かった気がする」が「ちゃんと分かった!できた!」につながる。

そんなレッスンを、ぜひ一度体験してみてください。

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